エレクトーンにはたくさんの効果音が内蔵されています。
犬、馬、足音、パンチ、電話、笑い声、小鳥、ジェット機、花火…まだまだあります。
これらは鍵盤と連動して発音させる事が出来ます。
今日はこの効果音を使ってレッスンをしました。
「先生は泥棒になります。そーっとそーっと歩くから、それに合わせて『足音』を弾いてね」
→コツン・コツン・コツン・コツン
四分音符のリズムを小さな音で注意深く弾いてくれます。
「あぁ、大変。おまわりさんに見つかったわ!」
→コツ・コツ・コツ・コツ・コツ・コツ・コツ・コツ
八分音符のリズムを大きな音で歯切れよく弾いてくれます。
さらに『パンチ』も使ってリズム打ちの練習をしました。
自然とリズムにはアクセントがつきました。
全ての効果音を聴いた中で彼女が選んだのは『列車』『雷』『風』『雨』『海』。
「電車に乗って大好きな海に行くの。飛行機は怖いからいや。
海で遊んでいたら風がびゅ~びゅ~吹いてきて雨が降ってきたの。
雷も鳴ったからおへそを隠して逃げるの」
断片的な音を聴いて小さなお話を作ってくれました。
彼女がエレクトーンで弾ける曲はまだわずかですが、
心の中ではたくさんの音が鳴っているようです。
これから、この小さなお話をもとに曲を作ろうと思います。
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