今日のレッスンでイ短調のスケールを学習をした生徒さんがいます。
この生徒さん、すでにハ長調とト長調は学習済みです。
いつも、初めての調に出会った時の生徒さんたちの反応が楽しみです。
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mambo! 自然的短音階♪~ 和声的短音階♪~ 旋律的短音階♪~
(短調にはいろいろな種類のスケールがあるのです)と弾きました。
生 徒 「えぇぇ、うわぁ」と何やら衝撃を受けていました。
mambo! 「初めての調ね。イ短調よ。どんな感じがした?」
(先日いただいたブログのコメントからヒントをいただき、
「悲しい」「暗い」などのキーワードを避けました)
生 徒 「むか~し昔、おじいさんが古い街並みを歩いている感じ。
その街にはお茶を飲む小さな店があるの。
お店のお客さんはひと言も話さずにお茶を飲んでる。
テーブルにはろうそくが1本だけついている。静かで薄暗い感じ」
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ひとつの調のスケールを聴いてこんな状況が浮かぶなんてうらやましい。
私も一緒に想像させてもらいました。
来週はイ短調のカデンツの学習をします。
素敵な物語が出来上がるかもしれません。
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